蓄熱器、特に潜熱蓄熱器

(57)【要約】 本発明は、蓄熱器、特に潜熱蓄熱器であって、熱隔離、少なくとも１つの入口および出口、およびハウジングによって取り囲まれた蓄熱コアに流体力学的に結合された熱伝達媒体に対する集合空間を備え、内部に流路（管）が配置され、流路の間に空間を有し、内部に相変態材料が存在する蓄熱器に関する。この蓄熱器は、高い蓄熱能力、高い蓄放熱ダイナミクスおよび低い製造コストを維持しつつ、狭くかつ角の多い据付けスペースに適合せしめられる。本発明によれば、流路（５）は、実質上楕円形のまたは偏平な管からなり、蓄熱コア（６）を波状または螺旋状に貫通して案内され、相変態材料に対する空間（９）は、流路（５）のそれぞれの間および各流路（５）の波（１０）または螺旋（１８）の間に形成され、少なくとも主として熱を伝導する要素（８）によって被覆され、要素（８）は、流路（５）に金属的に結合され、流路（５）を形成する管の大きな直径よりも大きい幅を有する波形状の薄い薄片からなる。